北斎のグレート・ウェーブ

2011年11月3日 –
2012年1月8日
無料

Exhibition closed

ルーム3(朝日新聞ディスプレイ)
毎週金曜は開館時間を延長しています。  

The Asahi Shimbun Displays
Objects in focus

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世界で最も象徴的なイメージの一つで
ある、日本の最高傑作をご覧いただけます。

「神奈川沖浪裏」、または世界中で「グレート・
ウェーブ」と親しまれているこの作品は、日本の
版画の中でも最も有名な作品といっても、過言ではないでしょう。この作品は、葛飾北斎という絵師によって1831年頃にデザインされ、当時人気の
高かった錦絵版画として刊行されました。

この「グレート・ウェーブ」は、典型的な日本らしいイメージとして見られがちですが、実際には、西洋と東洋両方からの影響を受けています。若い頃に
ヨーロッパ式の遠近法に触れることにより、北斎の想像力はかき立てられました。70歳にさしかかり、北斎はこのヨーロッパ式遠近法を、彼の独創性あふれるやり方で表現しました。前景の巨大な高波と、背景の小さく描かれた富士山との相対的な大きさで、それを表現したのです。

「グレート・ウェーブ」に代表される日本の版画は、ホイッスラー、ヴァン・ゴッホ、そしてモネの
ような西洋の画家にも影響を与えました。20世紀を通して、またそれ以降、この「グレート・ウェーブ」のイメージはさらに広がり、大衆文化において複製されたり改作されたりしました。南ロンドンの
キャンバーウェルにある家には、壁画としても描かれました。

この展示は、この象徴的な作品に秘められた
ストーリを探り、北斎がどのようにしてこの
「グレート・ウェーブ」を作り、この版画がどのようにして世界中のインスピレーションの素となって
いったかを知る、またとない機会となるでしょう。

葛飾北斎(1760-1849)神奈川沖浪裏(部分)
錦絵版画
日本 
江戸時代(1831年頃)
The Art Fundの援助により購入

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